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テニスに死す テニスを通じて生きる力を何とか保持する崖っぷちのオールドビジネスマンがテニスと仕事に関しての日ごろの感想を取りとめもなく綴らせてもらいます。テニスコートは半分死にかけの陸にあがったうなぎ野郎にとっての辛うじて残された水溜りですな。言ってみれば。

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錦織圭を襲った呪縛の網

北京での車椅子テニスシングルス優勝者、国枝慎吾選手について書きたかったが、雑用に追われてかけなかった。決勝戦の前ダブルスが終わった時点で腕が痛いと述べておられるのを新聞で読んで、心配していたが、杞憂で、見事に北京での優勝を勝ち取られた。遅くなったがここで国枝選手におめでとうを言いたい。

AIGオープンのエキジビジョンに出るということで楽しみにしていたが、肘が悪くて辞退されたらしい。残念だったがよく治してこれからも頼もしい活躍ぶりで日本のテニスを元気づけてください。

さて、錦織とガスケの試合について書きます。テレビでの放映をビデオにとってもらって観た。錦織はこのガスケ戦の全ゲームを通じて眼に見えないものの呪縛にかかっているようだった。

彼の身体のそぶりがその呪縛の深刻さを如実にあらわしていた。身体にまといつく呪縛の縄や網を破ろうとするかのように何度もシャツを引っ張ったり、キャップを脱いだりかぶったり、汗を拭いたり、髪の毛をかきむしったりする、錦織の無意識の身体のそぶりはいかにこのゲームでの錦織を縛っていた呪縛の網が執拗なものであったかを物語っていた。試合直後に松岡修造の問いかけに対して「ガスケを尊敬しすぎていました」と答えたときの錦織の顔はゲーム中は見えなかった呪縛の正体をやっと見つけたような安堵の表情であった。彼はきっとこの試合を通して一段とマチュアなプレイヤーに成長するだろう。

AIG | 投稿者 テニスに死す 12:40 | コメント(0)| トラックバック(0)