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テニスに死す テニスを通じて生きる力を何とか保持する崖っぷちのオールドビジネスマンがテニスと仕事に関しての日ごろの感想を取りとめもなく綴らせてもらいます。テニスコートは半分死にかけの陸にあがったうなぎ野郎にとっての辛うじて残された水溜りですな。言ってみれば。

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テニスで勝ち、人生を成功させるためのマインドセット


成功すなわち勝利は未知への挑戦から生まれることを

世の中の偉大な勝利者たちはわれわれに教えてくれる。

とりわけ最終的には自分ひとりで、目の前に立ちふさがる

ありとあらゆる困難を絶体絶命の孤立状態で乗り切るため

には

いったいどのようなマインドセットが必要になるだろか。

・・・・・・・・・・

ある若者はいみじくも言いいました。

マインドセットとは人間そのものだ。

成功する、あるいは勝利するということは自分の人生を

成功させるということなのだ、と。


もちろん成功あるいは勝利といっても、

その定義は人様々ではあるでしょう。

しかし、いずれにしても

人は自分の定義での成功あるいは

勝利を手に入れるためには

自分の人生を成功させなければならないのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


じゃ、自分の人生を成功させるということはどういうこと

でしょうか?

ぼくは、そのことをも、この若者におしえてもらったので

すが、

それは



・・・・・・・・・



考えてください。

この若者が教えてくれた人生の成功と

はなんでしょうか?

それは・・・


「自分の人生を価値のあるものにすることだ!」

これを聞いて、ぼくは”ぎゃふん”となりました。

正直にいいます。わたしは66年生きてきました。

自分の商売も持っています。成功してはいません。

苦しんでいます。



しかし、それにはそうなる理由があるのです。

今のわたしの商売にしてもはじめて11年になります。

食べるのにかつかつの生活しか出来ていません。

つまりは、私は失敗者、敗者です。

なぜ、失敗者、敗者になったのでしょう。


・・・・・・・・・・?


答えは、「自分の人生を価値にできなかった」からです。


ぼくはぼくなりに一生懸命に仕事に精出してきたかも

しれません。

しかし自分の人生を価値にできなかったのです。

したがって、人は私を求めてはくれないのです。

当然でしょう。価値のない人をだれが求めるでしょう?



この若者は次のことも教えてくれました。

「ビジネスは価値と価値の交換です」と。


リンゴの芯だけしかなければ、そんな食いさしをだれも

買ってはくれないでしょう。

それと等価なものがあるとしても、

おそらくそれは別のくずでしょう。

しかし、まるまるの立派なリンゴは

それなりの価値があります。

それと等価なものと交換できるでしょう。

梨、トマト、さかななどと、ひょっとしたら

100円か200円のお金と交換できる

かもしれません。



リンゴを作る人、魚をとる人、米を作る人、機械を作る人

世の中にはたくさん人の役に立つものを作る

ひとたちがいますね。

彼らは皆人の役に立つもの、つまり価値を

作り出しています。


しかし生産者や製造者ではない人、

たとえば教師、弁護士、スポーツ選手、

俳優、コンサルタント、等のような人たちは

何を商って生きてゆくのか?

どうやって価値を作ってゆけばいいのでしょうか?


結局、この世の中で生きてゆくこと自体が

商いですものね。

ぼくはこのことにも気がつきませんでした、

というか、まったくそのような

意識を働かせたことがありませんでした。


そのことに気づかせてくれたのもこの若者でした。

僕の0,3倍ほどの年齢の若者が気づかせてくれたんです。


そのこと自体、恥ずかしいと思うべきかもしれません。

自分の人生を価値にできなかったことにまだ

気づかないときであれば

恥ずかしく思ったかもしれませんが、

今は違います。



ぼくは、はっきりと、彼に言えます。

「ぼくは66年生きてきたけれど、自分の人生を

価値あるものできなかったのは僕の責任で、

他の誰のせいでもない。

まだ遅くはない、今から自分の人格的な

全体を洗いなおして

人の役に立ちそうな価値に命を吹き込む努力を

しようと思う。

ありがとう、きっとこの年寄りの中にもダイヤの原石が

埋もれている。行動することで、こびり付いた汚れや

滓を揺さぶり落としてゆけば、

必ず現れてくるものがある。」



フェデラーにしても、イチローにしても、松井にしても

彼らの技術そのものではなくて、彼らの価値が、

言い換えると

彼らの人生が、すなわち彼らの人間が、

ぼくらを魅了するのだと思う。

日曜テニスの僕らは、技術的には、絶対に

彼らの域には達することはできない

けれど僕らなりに自分の価値をテニスの中で

表現できるはずだ。

ささやかな場であっても、自分という人間の

価値を伝えることの出来る

テニスコートに立てるだけの技量をもった

僕らはそれだけでも見込みがある。


テニスでも自分の価値を伝えることができれば、

人生の商いにも

成功することができる。和佐大輔君ありがとう。

君は肩から下がいうことを聞かない障害者で、

頭脳だけで並外れた価値を生み出している

モンスターだ。

車椅子で世界のトップに居る国枝慎吾選手に負けない

ビッグな存在だ。

テニスで勝ち、そして人生で成功したい人たちにとって

和佐大輔君のネット起業の教えはものすごく

役に立つと思う。

なぜならば、かれの教えは単にネット起業の

ノーハウではなくて

全体としての、自分の人生を成功させるための

教えであるから。

ぜひ、彼のことを知ってください。


This is it!
このThis is itの作者、和佐大輔のことを知りたい方は
彼の自伝「テトラポットに札束を」をご覧ください。
車椅子テニス | 投稿者 テニスに死す 23:28 | コメント(0)| トラックバック(0)